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投資戦略

先に掲げた投資哲学を踏まえた、我々の投資戦略を述べたいと思います。

我々は「事業への投資」と「美人投票」の2つの側面から見出せる優位性に賭けることによって、長期的に安定した超過収益を獲得することを目指します。

我々が見出している優位性を適用した投資戦略としては、以下のようなものがあります。これらを相場局面に応じて適宜組み合わせることで、相場環境に左右されにくい安定した超過収益の獲得が可能であると考えております。

(1)企業価値評価理論に基づいた妥当価値の算定とその前提となる財務諸表分析/ビジネスモデル分析

企業価値評価理論において用いられる「純資産額法」と「収益還元法」により企業価値を算出し、それに対して割安な企業への投資を実施します。

1)純資産額法に基づいて算出された「清算価値」に対して割安な銘柄
2)収益還元法に基づいて算出された「割引現在価値」に対して割安な銘柄

また、我々はこれらの手法を利用するにあたって、妥当価値の算出そのものよりも、その前提となる財務諸表分析/ビジネスモデル分析のほうがはるかに重要であると考えております。

「財務諸表の質は確かであるか?」
「ビジネスモデルは強固であるか?」
「割安に放置されている合理的な理由はあるか?」

を徹底的に分析することによって、清算価値や割引現在価値の頑健さを確認し、最終的に投資すべきか否かを判断します。

その基礎となる情報が、高い投資実績を持つ弊社アナリストが提供する銘柄分析レポートとなっております。

(2)統計的優位性に基づいたバリュー投資戦略

個別企業そのものの分析とは別に、統計的優位性に基づいたバリュー投資戦略も安定した超過収益獲得のためには不可欠なものであると考えております。そのうちの一部について、スクリーニング結果として提供しております。

1)低PBR戦略
長期的に見ればPBRの低い銘柄に機械的に分散投資することで、市場平均を上回る可能性が高いことを利用した投資戦略です。

2)低PER戦略
長期的に見ればPBRの低い銘柄に機械的に分散投資することで、市場平均を上回る可能性が高いことを利用した投資戦略です。

(3)その他統計的有意性に基づいた投資戦略

株価変動を説明するバリュー指標の以外のファクターについても、投資戦略の一環としてとりあげます。そのうちの一部について、スクリーニング結果として提供しております。

1)リターン・リバーサル戦略
長期的に見れば過去の投資リターンが低かった銘柄に機械的に分散投資することで、市場平均を上回る可能性が高いことを利用した投資戦略です。

2)好財務銘柄投資戦略
長期的に見れば財務が健全な銘柄に機械的に分散投資することで、市場平均を上回る可能性が高いことを利用した投資戦略です。

稲葉将虎